Tableau 10.1新機能:Tableau ServerのWeb編集機能強化について
Tableau 10.1新機能シリーズ、当エントリでは新しいファイル形式として『JSON』ファイルが利用可能になった件について見て行きたいと思います。
Tablaeu Serverのアップグレード
新機能紹介の前に、まずはTableau Serverを10.1にアップグレードします。公式サイトから10.1のインストーラをダウンロードし作業開始。
バージョン10から自動でバックアップ、前バージョンのアンインストールも併せて行えるよう担っています。今回はバックアップ作業も含めてお任せする形に。
アップグレードの際、インストールパスについては前回のものと同じ内容にしておく必要がありますので御注意を。
アップグレード完了。
各種機能紹介
WEB編集機能の強化
1つ目の機能紹介は『WEB編集機能の強化』。Server上でもリファレンスライン周りの編集が行えるようになりました。まずはDesktopで以下のようなリファレンスライン込みのVizを作成。
ServerにPublishします。リファレンスラインを選択すると以下のように編集メニューが選択可能となりますので選択。
UIはWebですが、設定内容としてはDesktopに近いものを編集する事が可能となっています。
また、ヘッダータイトルやキャプション等についても表示・非表示の制御が出来るようになりました。
デバイスレイアウトの管理
2つ目は『デバイスレイアウトの管理』。こちらもDesktopでダッシュボードをサンプルで作っておき、ServerにPublish。
Serverで対象のダッシュボード画面に遷移、[編集]を行います。
こちらもDesktop同様、WebUIで画面レイアウトの制御・編集が行える様になっていました。
全画面表示
3つ目は『全画面表示』。Serverで任意のコンテンツに遷移すると以下の形で選択肢が選べるよう担っています。
こちらもDesktop同様にコンテンツの表示が全画面に渡って行われるようになりました。コンテンツ作成時点でVizの内容を『幅に合わせる』『ビュー全体』等で調整しておくと、画面幅一杯にコンテンツを表示出来るので良さげかもしれません。
まとめ
という訳でTableau 10.1の『WEB編集機能強化』に関する内容のご紹介でした。Desktopで出来る機能がServerでは出来ない...という事もこれまでは多かったのですが、v10になってその辺りの差異も徐々に縮まってきているような気がします。便利になるのは良いことですね!こちらからは以上です。